2019/05/17

私は、著者の本をこの1〜2年で沢山読みました。
お金の事、仕事の事、子育ての事などなど、
毎回色々と参考にさせて頂いています。
いつも思うのは、著者の発する数々の方法は、
何かをすれば簡単にその事が上手くいくと言う訳ではないです。
昔との違い(現実)を認識させられた上で、
非常に地に足の着いた方法を提示して下さるイメージです。
著者の本を読んだからと言って、
私が投資を始めた訳でもないし、
仕事を替えた訳でもないのです。
それでも何故著者の本を読むのかと言うと、
身近な事柄に対する分析、評価が鋭く、
ダメなモノはダメ、損な事は損だと言って下さるところ、
私が多分あれってダメだよなと思っていた事柄に関しては、
その感覚がどんどん明文化されていくからです。
印象に残る事柄は、学校、会社、サラリーマン、
定年退職、自営業(フリーランス)、マイホーム、宝くじetc…
この事柄に、「コレってどうなの??」と思う方は、
著者の本はおススメです。
と、ここまでは著者の今までの本の総合的な話でした。
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この「人生は攻略できる」は、
そんな著者が若者向けに書いている本です。
若者向けと言うか、
学生さん向けと言った方が良いでしょう。
中学生くらいから読めるかも知れません。
聡明な子なら、小学生からでも。
学生さんの現実、と言えば学校。
学校では、どんな風に自分を観察すれば良いのか?
そして、その後に沢山の学生さんがなるであろうサラリーマン。
本当にそれで良いのだろうか?
サラリーマンと言う言葉自体が日本独特のものであると言う事で、
外国との比較からその疑問に答えて下さいます。
是非、沢山の学生さん、
若者に読んでもらいたいなと思いました。
ところで、もう16年も前に学生を卒業した
私が読んでの感想ですが…。
著者が若者に対して語りかけているので、
私には手遅れな事ばかりなのかと言うとそうでもなかったです。
特に仕事をしていく中で、もっと「弱いつながり」の
ネットワークに対する意識を持たないといけないなと思いました。
あとは、多動力をもっと駆使して、色んな事をしようとせず、
好きな、得意な事でもっと仕事のキャパシティを広げていこうとも思いました。
私の場合は自営業だからそう思えましたが、
同年代のサラリーマンの方が読むと耳が痛いでしょうね。
ただ、その中でも何か仕事の中で
殻を破ろうとしている方へは良い影響があると思います。
きっと背中を押してくれる事でしょう。
自分の評判を落とさない事に気を使う毎日ではなく、
色んな事に積極的に挑戦出来る人になれるかもしれません。
最後まで読んで下さいましてありがとうございました!!