2019/05/17

今朝は、玉ねぎを鍛えてきました。
晩生の品種なので、そんなに苗は大きくないです。
よく見ないと、見えませんね(苦笑)。
植えてからは2週間ほどで、けっこうたくさん雨も降ってくれたので、しっかり根付いてくれています。
現代農業の今年の5月号の記事、「玉ねぎは、3回踏めば腐らない」。こちらを参考にして、試させて頂きます。
現代農業 2016年 05 月号 [雑誌]
この5月号は、私にとっては非常に収穫の多い号です。
今回の玉ねぎ踏みと、巻頭特集の挿し芽の記事は、何度も読んで勉強させて頂いています。
その中で玉ねぎを踏んでいらっしゃる方は専用のローラーを作っておられたのですが、私はまだそこまでするのも面倒でしたので、「何か適当なものはないかな~。」と見つけたのがコチラ。
クリーンシーダ AP-1 ロール別売
!?
と思われる方もおられるかもしれませんが、ローラーも合わせて5万円程で購入したのは良いものの、不耕起のデコボコの畑ではなかなか活躍できずにいる器械です。
不耕起の農法と、こういったタイプの種蒔き器は合わないかもしれません。これから導入をお考えの方はご慎重に…
クリーンシーダ君としては不本意ではありましょうが、今回はしっかり働いてくれました。
種を蒔いたり、土を削ったりする部分を取り外してセット。
前輪と後輪で二回踏みます。
作業後はこんな感じです。
行きと帰りで違う列を踏んでいるので、列毎に違う方向に倒れております。
そしてこの「玉ねぎ踏み」の効果なのですが、寒い時期は霜で土が浮き上がったりするのに強くなるようです。
春が来て暖かくなってから、肥大前、肥大中にも踏むそうなのですが、この頃になると玉ねぎの頭の部分を引き締める効果があるようです。
これは非常に魅力的な効果で、玉ねぎの頭の部分を引き締めることによって雨水の浸入を防ぎ、腐りにくくなるということなのです。
これなら収穫が遅れて梅雨に入ってしまったとしても、少しなら耐えてくれるかもしれません。
倒れた苗がちゃんと立つか心配ですが、どうも数日で普通に立ってくるようです。
またその様子もUPしたいと思います。
~~
こういった作物にストレスをかけて強くするという育て方は好きです。
私は、なるべく甘やかされずに育った作物を食べたいと思っています。
それをたくさん供給できるようになりたいというのが希望ですが、どこまでやれるかなという感じです。
理想が強いことですので、すぐに限界が見えてしまうかもしれませんし…
とにかく、この「玉ねぎ踏み」の今後は逐一紹介していこうと思います。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。