2019/05/17

昨日は菜花の株分けをおこないました。
わかりますでしょうか…(苦笑)
手前のしんなりしているのが一株目で、
そこから若干斜め左方向に向かって植わっております…
よ~く見ると、奥のほうにももう一列…
今日は雨がしっかり降ってくれる予報なので、
根付いてくれると思います。
冬作の作物はまだ芽吹いたばかりで本当にひ弱です。
この暑さの残る中、順調に生育してくれて感謝しています。
まったく、一番ひ弱な時期にこの暑さです。
冬作の種蒔きは本当にデリケートだなと思います。
ところで株分けは、鋸(のこぎり)鎌という自然農の方々が多用されている鎌のみでおこないました。
最近はどの農家さんの間でもポピュラーな物なのでしょうか?
私がお手本にさせて頂いている自然農を実践されている方々は、
草刈から、種蒔き、収穫まで、ほとんどの場面でこの鎌を使われます。
刃の部分のみならず、背中の丸い部分をスコップのように使って筋を引いたり、鎮圧したり…
昨日は鋸鎌の背をテコのように使って菜花の込み合っているところを間引き、それを鋸鎌で草を刈って穴を掘ったところに植えつけました。
本当に便利です。
どんなシーンにも使えます。
ベランダで、プランター栽培されている方にもおススメです。
小さいのもありますし。
葵日本 鋸鎌 (全鋼) 小
私は大きいほうに慣れているせいか、先日小さい鋸鎌で狭い所の草刈をしていたら自分の指を切ってしまいました。
手袋をしていましたが、結構出血しました…
安くても刃は鋭いですから要注意です。
鹿児島で修行している時はトラクターにも乗せてもらっていましたが、ロータリーに草が絡まってしまう時って結構ないですか?
圃場の後片付けで耕す時なんかによくなりますよね。
このロータリーに絡まった草を切ってしまうのにも鋸鎌は大活躍です。
普通の手打鎌を使うよりも、数倍早く草を失くしてしまうことができます。
鋸鎌のデメリットというのを考えた事があって、特に土の中に入れて使った時等に石にぶつけたりして刃が欠けますが、その時に再生不可能なこと、あとは刃を研ぐのが難しいこととかがあります。
要は、手打鎌と比べて使い捨てである要素が高いような気がしています。
大自然の循環を大切にする農法の実践をしている人間がこんな鎌を使っているのかと言われると痛い部分が多々あります。
が、私は割り切って使っています。
刃が欠けそうなところにもどんどん入れていきますし、刃が欠けてもまだ使うことが可能であれば使います。
大体年に二本ダメにします。
一本¥100くらいですし、攻めて使うことによって作業を効率良く出来ますので。
こう考えていて今ふと思いましたが、もしこの鋸鎌がこの世に存在していなければ、今の自然農をお手本をした形で就農していたかすら疑問です。
それくらい、この鋸鎌を重宝しています。
ええ、好きです。
今日はこの辺りで…
まだまだ冬作の作付けが続きます。
また今度畑の様子をUPしたいと思います!!
最後まで読んで頂いてありがとうございました!
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