2019/05/17

コチラはイノシシの画像とは関係ないのですが、冬の間頂いていた春菊の花が咲いてきたので載せました。
TOP画像がイノシシが荒らした畑の画像だとちょっとイヤだったので…
春菊の花が枯れると花の真ん中部分からたくさんタネが採れます。
ひまわりと同じような感じです。
この春菊は今年の秋に無事蒔ければ3代目です。
あまり収量が上がらなかったので、今期はたまに宅配でお届けしただけに留まりました。
春菊はまだ工夫が必要だなと感じています。
キレイな花ですよね。
ではイノシシの話を。
先日植えつけた唐辛子がやられました。
イノシシは唐辛子が嫌いなはずなので何でかな~と考えながら観察してました。
おそらく唐辛子を狙ったのではなくて、人間が畑に手を入れたので、そこを掘ったのだろうなと思いました。
やられた苗は食べられた跡は一切ありませんでしたので。
イノシシの食べられるものは何も無かったのではないかと思います。
植えつけた苗の五割くらいやられてしまいました。
ここ最近ではけっこう大きな被害です。
寒い時期から催芽(さいが)して、発芽後もしっかり温度管理して大事に育てた苗だったので、なかなかの精神的ダメージです。
こちらは唐辛子を植えつける一週間程前に蒔いた小豆です。
雑草が少し増えてきたので、分かりやすい様に印を入れました。
赤丸が小豆の芽です。
黄色い丸はイノシシが掘った跡です。
小豆は一直線に蒔いていったのですが、イノシシはその直線をなぞるように鼻を突っ込んだ様な跡や掘った跡を付けていきました。
こちらも蒔いたタネが食べられる訳ではないので、九割方は発芽しました。
いつもはこれくらいで済むのですが、唐辛子の被害は痛いですね。
唐辛子の圃場は半年前に借り始めた少し山中の新しいところなのですが、イノシシも野うさぎもいて、中々先が思いやられます。
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ウチは手間もお金もかかるので、イノシシと戦わずにやっていけるような作付けや管理方法がないか模索しています。
イノシシと戦わないようにするために、食べられてしまって作れない作物がたくさんあります。
本当は他の自然農の方々と同じように、肥料も米ぬかや油粕等の植物性のみを使用したかったのです。
が、イノシシはどうやらこの植物性肥料も食料にしていることが観察していて分かったので、現在は鶏糞を使用しています。
ここまでしてもまだ荒らすのか…と呆れてしまいますが、めげずにやっていくしかないなと思います。
普通のイノシシ対策は、柵などの道具を使ってイノシシが入れない畑にしてしまうことなのですが、ウチはそれをしていません。
ですので、こういった工夫をしている事と、それが結果どうなっているのかということを紹介していくことによって、誰かの参考になればと考えています。
開業するときから分かっていたこととは言え、イノシシには本当に困らされます。
以上、今春のイノシシレポートでした。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。