10月に入って、少しづつ夏野菜の勢いにも翳(かげ)りが見えてきました。
画像はオクラの収穫風景です。
もう少しで妻の背と同じくらいの高さになりそうです。
周りの慣行の農家さんのオクラと比べると、
やはりゆっくりとした成育になっていると思います。
そう、そこが良いのです!!苦笑
今期もオクラは人気でした。
美味しいとのお声をたくさん頂きました。
来期こそは、収量大幅アップといきたいです。
モロヘイヤと、
ササゲの収穫風景です。
昨期と今期で分かったことは、
ウチの収穫量のピークは5月と9月のようだということです。
5月は冬を越えたマメ科が一気に収穫期を迎えるためで、
9月は夏野菜の収量がピークになるためです。
両方の時期で、たくさんの売れ残りの廃棄野菜を出してしまいました。
これが自分で販売先を見つけるリスクです。
しかし、その失敗の中で来期に向けた色んな情報を蓄えております。
収穫量を上げつつ、その作物を上手く捌(さば)いていかなくてはいけません。
それでも重機や資材のローンに苦しめられたり、
自分の出荷した作物を腐らされたり、
作物の値段を下げられたり(上がらなかったり)して
農業組合のグチを言っているよりはまだマシだと思います。
自分で選んだ道ですので、来期こそは!という思いです。
ということで、まずは目の前の秋の作付けです。
画像のパクチーは一番最初に発芽したものです。
こちらがその1週間後に発芽したもので…
さらに1週間後がコチラです。
昨期のパクチーは少しだけ、研究がてら栽培してみました。
私なりに手応えが良かったので、今期の冬作はこのパクチーと、
画像の菜花を中心に作付けをしています。
まだ分かりづらいのですが、
昨日の大雨でのお陰で
一昨日に株分けをした菜花のほとんどが根付いてくれました。
どちらもマイナーな作物ですね…。
「どう捌(さば)くのか?」という疑問もあります。
化学肥料を使わない、肥料を鋤き込まないという冬作は収量をあげるということ自体が大変です。
そこで今期の冬作は、この2品目で収量を上げつついくつかの作物を実験することになりました。
ブロッコリーと、
大根と、
春菊。
この3品目が少なめに植えて実験することになった作物です。
この3品目が上手く作れると冬作でもある程度勝負できるようになりそうです。
ひとまず今冬は、上手くいけばいつもの「よこや農園コーナー」には
パクチーと菜花が並ぶ訳です。
やはり、農薬、化学肥料、耕運とはスゴイことなのです。
収量が上がらないのは、我が家が兼業であることが
原因だと思われる方がいらっしゃると思います。
しかし、兼業でやって毎年コツコツと技術を蓄積していかないことには
こんな農法は成り立たないでしょう。
よほどのお金持ちでないとですね。
まぁ、いつまでたっても成り立たないような事に
挑戦しているのかもしれませんが…。笑
正直、怖いもの見たさもあります。
いい結果を出して、いつの日か我が家で蓄積している技術を
どなたかにお伝えすることができたらいいな~というのが私の一番の目標です。
それでは今日はこの辺で。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
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