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運動の大切さと、リベラルアーツ

運動を増やして三日が経って、
四日目の朝を迎えた。

ただ今四月十五日月曜日、
午前五時前。

画像は先日子供が二人とも
いた日の朝食。
自分は肉食べないけど、
子供たちは食べたがるから
晩に豚の生姜焼きを作って、
余ったから朝ご飯もだった。

さて、運動を増やして三日間で
思うこと。

やはり今までは
運動が足りなかった!

この土日はお一人様だったから
けっこうお酒も飲んだけど、
右上腹部の痛みはほとんど無い。

良いことなのかはよくわからん。
絶対に酒だけは止めないという
依存丸出しだからな~。

まぁでも踏み台昇降運動ニ十分
やったら「はい、運動しました。」
という気になって、
だらだらスマホいじったり
ゲームしたり、
こんなことを数年やってたワケ。

ヌルかった。

これからは三~四倍運動だな。
どうせスマホやゲームは
するのだから、それを踏み台
しながらにどんどん切り替えて、
夜寝る時に程よく疲労感がある
状態を目指さないといかん。

そしたら酒飲まなくても眠れる。
前回の記事書いた金曜の夜に
それが分かった。
五時間しか
眠れなかったけどね。(汗)

ー眠れんから酒を飲むー
という口実は、自分の場合
運動不足からもきていることを
学んだということ。

アラフォーにして。

まぁ大人なんて見た目だけ。
心は子供の時と変わらん。
これもF氏のお陰で開き直れる
というか、良い意味で思える。

だからいくつになっても
日々勉強、イカンと思ったら
なるべく早めに直す。

これを今後も続けていこう。

話は変わって、
今回は読書レビューをば少し。

父の影響で好きになった
安部龍さん。
戦国時代だけでなく、
もっと昔の時代の作品も多く、
父から薦められて実家から
借りてきたのを読んだ。

まぁ、僕はこの物語の舞台の
近くに住んでいる。

地名が分かりすぎたり、
登場人物の方言なんかも
面白く読めた。

学校では、
ー聖徳太子、遣隋使小野妹子を派遣ー
何年だったか、覚えさせられるやつ。

年号の暗記じゃないのよ、歴史は。

そこにどんなドラマがあったのかを
知り、当時の情勢から当事者が
どのように判断してどのように動き、
どんな結果になったのか?

それを己の中で噛み砕くことによって、
その人の今後の人生の指針になる。
まぁそんな感じ。

ホント、受験勉強って終わってる。
タダの暗記ゲーで、
「自分は歴史は分かってる。」
なんて人間が誕生することがある
ものだから恐ろしい。

あぁ話が逸れた。

その遣隋使を隋の都まで
運んだ(もっと良い言い方があると思う)
のが宗像水軍で、そこに至るまでは
簡単ではなく、国内では
厩戸皇子(聖徳太子)と蘇我入鹿の対立、
そこに新羅、高句麗、百済の朝鮮三国、
初めて知った任那(みまな)という
国(朝鮮にあった倭国領?これも
もっと上手い言い方があろう。)も絡む。

その真ん中辺りに日本海があり、
さらにその真ん中辺りに沖ノ島がある。

沖ノ島や宗像には三女神が
祀られているのは知っていたが、
それを巫女の主人公
(新羅人と倭人のハーフ)と結びつけ、
当時の平和を模索する人々を
描いている感じ。

読了後の解説も良かった。
島内景二さん。

そうか、歴史小説って
平和の模索なんだなと。
そればかりでは
ないだろうけど、一つ。

平和のために戦う。
矛盾しているこの行動に、
先人たちはどう向き合ったのか?

今までの安部龍さんの作品にも
流れている共通点だと発見した。

だから、それが僕の、あるいは
他の方の人生にどう役立つのか?
と聞かれたら、それは各人それぞれ
にお任せするとしか答えられないが、
そんなこと考えず、もっぱら仕事に
かまけてる方が現代のこの国では多い。

大事だよ、リベラルアーツ。

で、この本読んだ影響で
宗像大社の神宝館に行ってきた。
初めて。

いきなり、物語に登場した
金の指輪とご対面。

いや、素晴らしき。
物語は空想だけれど、
時空を超えた感覚に
一瞬浸れたのは
自分の人生の中の
大切な体験の一つとして残る。

神宝館、他の展示も良かった。
氏貞さんの書簡なんかも
僕的には楽しかった。
ゲームでは凡キャラだけど、
地の人には慕われていたのね。
もっと能力上げて欲しいけど、
それは無理な話w

yokoyafarm:
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